日々のトンネル点検業務を知っていただくために、事務所での出来事や全国に広がる業務の様子をアップしています。
インフラ管理の不備によるトンネルでの事故を日本からなくすこと。
これが、当社においてトンネル点検をする目的です。
私たちの先人が、想像を絶する苦労を重ねて作ってきたトンネル。
当社には、先人から引き継がれたトンネルを点検することで維持管理に努め、
次の世代が安全に利用できるように引き継ぐ使命があります。
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2011年3月11日と2012年12月2日。
この2日間に起こった出来事によって、当社を取り巻く環境は大きく変わりました。
前者は言うまでもなく、東日本大震災です。
あの日、私たちは多くのものを奪われ、価値観が一変させられました。
あの震災をどのように受け容れ、そして前へ進んでいくか。
1,000年に1度と言われた大震災を経験した私たちだからこそ、
既存の考えや価値観に固執することなく、新たな価値を創造してまいります。
後者は、笹子トンネル天井板落下事故です。
残念ながら、当社が笹子トンネル点検の御依頼をいただいたのは、事故の直後でした。
もっと早くにしっかりした点検ができていれば…。
あの凄惨な事故を教訓として、道路トンネルについては5年に1回の点検が義務づけられました。
あのような事故を2度と繰り返さないために、
先人が作ったトンネルを安全な状態で次世代に引き継げるよう、私たちは誠実に点検してまいります。
トンネル点検は、設計するでもない、掘削して造るでもない、大掛かりな補修工事をするでもない、
ともすると目立たない仕事です。
しかしながら、ストック(資産)としてのトンネルを壊すことなく大切にメンテナンスしながら使い、
次世代においても安全に利用されるためには、不可欠な仕事です。
私たちは、社会インフラ整備に携わる企業として、
徳川家康公の遺訓にある「人の一生は重き荷を負って遠き道を行くが如し、急ぐべからず」の通り、
1メートルでも多くのトンネルを地道にコツコツ叩きながら点検することで、
日本の安全・安心な暮らしに寄与してまいります。
株式会社豊徳
代表取締役 伊藤 真
〒989-6104
宮城県大崎市古川江合錦町2-3-8
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